【感想】今週のジャンプNo,43〜引き続き頑張れ!ヨアケモノ〜
今週のジャンプの感想です。
余談ですが、今回 「ワールドトリガー」と「HUNTER×HUNTER」が休載なんですが、そのお知らせの文章のフォーマットがそれぞれ違っていました。「ワールドトリガー」の方は病名まで書いてあるのですがそれって必要でしょうか?「頚椎症性神経経根症」というらしいです。
まぁ、こうやって調べる人がいるくらいの意味ですかね?
お大事にして欲しいなと思います。
それでは今週の感想です。
①ハイファイクラスタ
主人公の少年のスキルが発表されてました。
攻撃担当とサポート担当のバディですね。こういうコンビは今後流行るかもしれません。これに近いのは「トリコ」ですね。コンビの片方が直接攻撃を行わない事によってコンビとしての役割分担がはっきり出てきますね。
ただ、主人公のスキルになっている偉人が「ソクラテス」(ソクラテスなので、SCRTSと思うのですが今後、意味があるのかも知れません)というのが悩ましいかなと思いました。もちろん、後藤先生の意図があるので今後、「ソクラテス」にしか出来ない事という展開をしていくと思うのですが・・・
何かというと、偉人は戦争周りの人の方がすっきりするのでは?と思います。そして、「佐々木小次郎」という渋めのチョイスをしているのだからここは日本人縛りで「黒田官兵衛」とかいかがでしょうか?大河ドラマもやっていますし、納まりは良いと思います。
後は、「ノブナガン」の様に幅広い偉人を使って、そこから装備含めて拡大解釈して行くという方法もありますが、この漫画はそのような展開をする漫画ではないと思いますので、戦う才能という点を考えてもらえると良いなと思いました。
くだらないと思いつつ、読んでしまうんですよ。そして気持ちがよい読後感。かなりこの漫画が好きです。
読後感が気持ちよいなと感じる理由は、2つあるとおもいます。
1つは、ツッコミが激しくない所、ツッコミが激しいと大味な話になってしまいます。「銀魂」の様に、テンポよく回せたり、シリアス回がある漫画ならば良いのですがギャグのみの漫画でそれを行ってしまうと、読者がついていけない漫画、言い方を変えると疲れる漫画になってしまうと思います。もう1つは、最後のオチが美しい所ラストの1ページで綺麗に集約させていく力は麻生先生の才能としか言いようがないと思います。まるで、星新一のショートショートを読んでいるかの様に綺麗に着地します。そういう意味では、本当に安心感を持って読める漫画です。今のジャンプでこんなに安心出来るのはこの漫画と「こち亀」ぐらいではないでしょうか?
③Sporting Salt
新連載です。スポーツドクターという今までなかった切り口ですね。高校生に施術させて良いのかとか?難しい事はわかりません。色々な感想は今後、読んで行く中で書いて行きたいと思っております。ただ、1つSaltの下りが強引だった気がします「塩を加える」を説明して欲しかったです。(靴の下りはいらなかったので)
引き続き、ウォッチして行きます!
今週は、以上です。
【感想】今週のジャンプNo,42〜頑張れ!ヨアケモノ〜
今週は3連休なので日曜日にジャンプの感想を書いて行きたいなと思っております。
皆さん、ご存知の様に3連休の場合、土曜日発売だからです。(本来は月曜日発売)
①ハイファイクラスタ
今回からの新連載。一度、読み切りでみた様な気がしますが面白いです。
決め台詞の「愛と勇気は標準装備だろうよ」という台詞、良いですね カッコいいです。後、主人公のスキルのチョイスが渋い。「佐々木小次郎」ですよ。そして、ライバルはおそらく、「宮本武蔵」です。今後、どんなスキルが出てくるのか楽しみです。
②ヨアケモノ
後ろの方に来てしまいました。この漫画もスキルのチョイスが渋い。
能力が、「雪豹」とか「火喰い鳥」ですよ。最初に持ってくるか?というくらい動物のチョイスが渋いです。絵も上手いですし、バディものですし、もっと人気になっても良い感じがしますが、もしかしたら「幕末」を舞台にしたのが良くなかったのかも知れません。とにかく、最後まで見守りたいです。
ホントに、テンポが良いですね。1つのエピソード毎の起承転結に無駄がない
でも、ここは意見が別れる所ですが一方で「余韻」がない気がします。新聞部員の葛藤というか凹むシーンはもっとページを使っても良いかなと思いつつあくまで、サイドストーリーでしかないという考えなのでしょうか?
隙がないのは強みと言ってよいのでしょうか?悩ましいですね。
今週は、以上です。
もう一度、言います「頑張れ!ヨアケモノ」
【感想】今週のジャンプNo,41〜NARUTOが終わっちゃう(かも)〜
というわけで、今週のジャンプの感想をちらほらと書いて行きます。
①ジュウドウズ
相撲漫画に続き、柔道漫画が始まりました。
最近、格闘系(不良物も含めて)漫画が少なかったのでその揺り戻しでしょうか
ジャンプのスポーツ漫画って、スポーツっぽくない場合があると思うんです。
代表は「黒子のバスケ」。途中から、特殊能力同士の戦いになるんですよね。
そうならない事を期待しております。個人的に格闘漫画で好きなのは、「ホーリランド」です。ストリートファイトを通して自分のアイデンティティを探して行く所にぐっときました。蘊蓄も五月蝿くなかったと記憶しています。
何でしょう? 面白いキャラが出て来ているのにあんまり盛り上がらないのは
主人公以外のキャラが立っていないからだと思います。
そして、場面展開が早過ぎて追いつけないというのもある気がします。
今回語られている「愛」の話とか、凄い面白いのに・・・
勿体ない。乱戦ものはBLEACHにはあまり向いていない気がします。
③ILLEGAL RARE
今回で最終回です。前作の「ぬらりひょんの孫」も好きだったので残念です。
思うにもっと、残酷な描写があっても良かったのではないでしょうか?
主人と奴隷の痛々しいお話をベースに融和をどう作って行くか?とか
後は、主人公が格として大き過ぎたという事もあるのかも知れないです。
あくまで主観ですが、今のジャンプは、未完成の主人公が成長して行くというお話の 方が受けている気がします。そして、チーム、バディが必要です。
ヴァンパイアの王というのが上位概念過ぎたので、神話の神々を上に置くとか
そんな全体絵があったほうがよかったのかもです。
次回作、期待しています。
今週は、以上です!
これを読めば強くなれる
【感想】今週のジャンプNo,40〜とりあえず、「僕のヒーローアカデミア」は読め〜
せっかく、毎週欠かさずジャンプを読んでいるのだから
ツラツラと感想&応援を書いて行きたいなと思っています。
①僕のヒーローアカデミア 堀越耕平
今、1番 ジャンプで勢いのある漫画。
主人公は、「アイシールド21」の主人公の様に自信がないキャラですが
そこから懸命に前に進む姿は格好良いです。
この漫画を読んでいるとシンプルな綺麗事の持つ力を凄く感じます。
そして、時代は綺麗事を求めている気がします。
変にこねくり回すよりもジャンプっぽくて好感が持てます。
今後に注目です。
②火ノ丸相撲 川田
こちらも勢いがありますね。
川田先生の絵を見ていると相撲って格闘技なんだなと感じます。
相撲は競技の性質上、試合に余りページを割けないので短期的に燃え上がって面白い 漫画になってくれればと思っています。(wikiを見ると国宝の刀剣はたくさんあるよ うです。その点はほっとしました。)
おそらく、レスリング部の人が部員になって、副会長が女子マネかな
そして、次は顧問の先生(or親方)を探して、確か5人必要だから最後の1人(おそ らく眼鏡)を見つけて行くという流れでしょうか?
「ハイキュー」みたいにチーム男子感(男子も女子も色々な意味で好き)が出てく ると尚、GOODではないでしょうか?
③ワンピース 尾田栄一郎
今回は、ウソップ回でしたが、美しくまとまっていました。
全てが伏線に見えて来て怖いです。尾田先生、「ワンピース」終わったら
推理小説系の漫画書いてくれないかな?
感動してしまう位にウソップが役割を全うするお話でした。
あんまり、多くを書くと来週書く事がなくなるので
今週はとりあえず以上です。
『ブラック企業』は差別だという単純な発想に感動
こんな記事を見つけました。
「ブラック企業」は、人種差別用語である (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESS
この単純な考え方、純粋さに感動しました。
要約すると、
「ブラック=悪、ホワイト=白という考え方は、無意識のうちに、肌の色の、
有色かあるいは白色かで優劣をつける社会を育んでしまう危険性がある。」
だから、「ブラック○○」、「ホワイト○○」みたいな言葉を使うのは止めようという
事の様です。
論点はそこではないと思います。
昔から、「色」はそもそも持っている記号性に加えて、意味性を持ってきました。
それは、良い意味も悪い意味も両方を持っています。
例えば、「青」は自由を表すのと同時に、未熟さを表します。
「紫」は高貴な色とされて来た一方で、死を意味する色でもあったりします。
元の原稿で書かれている「白」もポジティブな意味がある一方で、「白痴」
という言葉があったりします。
又、国によっても意味が変わってきます。例えば、上記した「青」、イギリスでは
「blue film」というとポルノを指します。
このように、(ちょっと強引ですが、)ある種の文化的背景を踏まえて言葉は記号性に加えて、意味性を持って行きます。こういう含みを持って行くことは、文化の成熟と言ってよい事ではないでしょうか?
だから、「ブラック○○」を言葉狩りをするのは、文化の破壊に繋がる行為です。もちろん、圧倒的な差別用語は、時代背景と共に淘汰されて行きますが「ブラック○○」の駆逐はやり過ぎです。
では、どうすれば良いのか?
元の原稿には下記の様な一文があります。
スリランカ人の義理の弟は以前、道端で、通りすがりの中年男性からいきなり「黒んぼ! 」と言われ、しばらく落ち込んでいた時期があった。
これを、無くせば良いのです。
つまり、人間を「色」で呼ぶという行為を撲滅するのです。
これだけのシンプルな事で解決します。
それなのに、言葉狩りを推奨するなんて・・・
しかも、「ブラック企業」という擁護する人=権力者=敵と思われている言葉を例に使うのは炎上をねらっての記事としか思えません。
もっと先の理想は、「ブラック企業」がこの国からなくなって「ブラック企業」という言葉が死語になれば良いなと思います。
そんな事を、私の持っている夢として最後に書かさせていただきます。
【考察】(木村映里)モンスターママの言ってる事ってアイドル原理主義者と一緒では?
ふと、スマホをいじっていると、ウルトラマンのCMで有名なキュレーションアプリ、「グノシー」がある記事が叩かれているというニュースをトップページに持って来てくれました。
叩かれていたのはこちらの記事、
[木村映里]<モンスターママは悪くない?>母親たちはなぜ妊娠した幼稚園教諭を退職に追い込んだのか | NEXT MEDIA "Japan In-Depth"[ジャパン・インデプス]
読んでみると叩かれるのもわかるなぁと思いつつ、
昨今のこれ系の話を一回まとめてみたいと思い、文章を書いてみました。
結論は出ませんがお付き合いください。
まず、この炎上(?)騒動をわかりずらいので整理すると、
木村さんは記事の中で、2009年9月の記事↓を取り上げています。
この記事の中では、
- この記事の筆者の子供が通う保育園の先生が妊娠
- 最終学年の担任が妊娠したことに対して、なぜこの時期に妊娠したのか、計画性が無さすぎると母親達から不満噴出
- 先生としての自覚が無いのではと幼稚園に抗議が相次ぎ、育児休業取得実績がある幼稚園にも関わらず担任の先生が涙ながらに退職
という事が取り上げられていました。
そして、その記事に対して木村さんが2014年の7月に感想を書いています。
- 妊婦さんと触れあうことで子ども達により良い教育ができる可能性があると話してくれる第三者がいなかったのか
- 育児休業取得実績があるのなら、前のケースの時にどんな対応をしたのか伝えたのかどうか
と、母親達を擁護していると取られかねない発言をしたため炎上したという話です。
私の感想は、2つ
①職業倫理と妊娠、育児について
例えば、こんな事件がありました。
担任が入学式欠席、我が子の式へ 議論沸騰、割れる賛否:朝日新聞デジタル
この事件も今回の問題と根っこは同じだと思います。言ってしまうとしかるべき職業や担当についた場合は、プライベートより、仕事を優先しないと行けないという考えです。今回は、教員や保育園の先生ですけど、例えばプロジェクトリーダーとか、店長とかどの職業でも言われかねない話だと思います。
さらに、妊娠に関しては、自分でコントロール出来ると思われている部分があり
「保育園の事件」はその点も、否定派の方々からのクレームを大きくしている点です。
ちなみに、余談ですが、一次情報を取得出来なかったのでどこまでかわかりませんが大阪の市議会 議員さんの村上満由さんという方は、当選後 数ヶ月で妊娠をされたそうです。
村上満由さんって、結婚されて、妊娠されてるんですね。|カッコーの巣の上で、さすらいの二人は二度ベルを鳴らす、人生の見つけ方
賛否は置いておいて、こんな方もいらっしゃいます。
仕事優先主義の人が言っている事ってアイドル原理主義者の人と凄く近くないですか?
一言で言うと、
「担任を持ったのだから妊娠はするな=アイドルだから恋愛はするな」
と同じ図式ですよね。
ただ、アイドルは希少性、専門性の高い職業のためそこまで言われてしまう事も理解出来なくはない。じゃあ、アイドルと同じくらい教師が希少性というか、特別か?という話になってきますが、保護者から「私の息子、娘の・・・」という言葉を使われてしまうと何も言えなくなってしまいます。
外部からの意味付けは結構、簡単ですね。
だから突き詰めて行くと結局、「本人の職業倫理」という所に落ち着くと思います。後は、その職業倫理を保てるだけの(保たせるだけの)環境を整えて挙げられるか?
例えば、担任を持ったら「妊娠しない」を条件に給料面で優遇するとか?
適齢期の女性は、「担任しない」とか?
もっとシンプルに、2人で担任を行うとか?
そういうのが対策かと思います。
②経験していない人が語る事を叩く人たち
木村さんの炎上は、この点が大きいと思います。
木村さんは、現役の学生で未婚です。おそらく、出産経験もないと思います。
このような方が、妊娠、育児の様なセンシティブな事を語ると反論が起きる事はわかりやすい構図かと思います。「お前に何がわかるんだ?」と・・・
(そういう意味ではこの記事も対象ですね)
これって、塩村文夏さんのヤジ事件にも繋がりますよね。
言いたいのは、ヤジの是非ではなく、内容です。
未婚の塩村さんが、都の晩婚化対策について質問をする。それに対して
「お前はしないのか?」言い換えれば、「結婚をしていないのに都に(結婚について)質問をするのか?」というヤジが飛びました。
これも難しい問題です。
そうなると、男性は出産を語れなくなってしまいます。
ただ、そういう風に言いたい気持ちも凄くわかります。
言葉の信憑性をどこで保証するのかという話ですかね
後は、自分の知っているジャンルからの目線のみでコメントをする。
喋れる事は喋るし、喋れない事は無理しない。
そんな事も重要かとおもいます。
だらだらと長い文章になりましたが、言いたかった事は以上です。
まとまらず、すいません。
(意見)週刊少年ジャンプで連載終了した『アイアンナイト』は何故、連載終了したのか?
先週号の週刊少年ジャンプNo18で、屋宜知宏先生の『アイアンナイト』が16話目にて終了となりました。この後、8月までに単行本、が大幅な書き下ろしを加えて3巻まで出るそうです。(4/4に第1巻が発売になっています)
改めてジャンプは残酷だなぁと思いつつ、最終話も拝見させて頂きました。
面白いんですよね。少なくとも16話で終わる漫画では絶対ないと思います。
特に、描写力が凄いんです。敵役の怪人のおどろおどろしい感じとか、人間の表情の迫力とか、とても新人の作家さんとは思えないくらい上手でした。
でも、終わってしまった・・・そこで、凄く、僭越ながらこうしたらもうちょっと続いたんではないか?という意見を書かせていただきたいなと思っております。
これは、一番ゲスな行為です。結果が出ている物に対して、あーだこーだ言う、自分は安全圏にいるのに。サイテ−です。ただ、そんな事わかった上でもこの記事は書きたいなと思いました。「フロアからブースへの愛の証」だと思って頂ければ嬉しいです。後、私は連載を追いかけていたため、記憶に頼って書いていますのでその点は、ご容赦ください。
[アイアンナイトに足りなかったもの]
①大きな道筋の不在と多過ぎた謎の存在
どちらも近い事を指していると思います。
長く続いている漫画、例えば「ワンピース」は海賊王になるとか「NARUTO」は火影になるとか、ある程度明解なゴールがあって、そこまでの道のりの途中で色々な謎やトラブルに巻き込まれて行きますが、アイアンナイトは、そこが弱かったと思います。幼なじみの女の子を救うという目的はありましたが、どうやったら救えるのか?という所が明確じゃなかったです。
又、何故変身する事になったのか等の謎解き部分の解説が非常に少なかったと思います。それによって、読者の理解の促進や興味の持続という事が出来ていませんでした。
②相棒、ライバルの不在
ライバルや相棒がおらず少年の孤独さが一つのテーマになっていました。
例えるならば、バットマンが抱えている様な孤独を物語の核に置いていましたが、
このテーマは少年誌でやるのは少し難しかったのかなと思います。
※後の方で仲間は出来ましたがそこまで交流を深められていなかった様に思います。
相棒やライバルは物語の推進力になります。そして、わかり易い二項対立は読み手に
理解し易い環境を作ります。
③大人の不在
②にも共通するのですが、主人公の周りに大人が不在でした。そのため、主人公の成長を描く上で問題解決を1人でしなければいけないというシュチュエーションが多々ありました。師や導いてくれるキャラクターが存在した方が主人公をより自由に動かせると思います。1人で行う場合、理性的な部分も担わなければならないため自由度が減ってしまいます。
④必殺技、変身シーンがない
これは、必殺技や変身シーンがあるとわかり易さが増すというだけです。
お約束はベタですが、読者に対して安心感を持って(悪く言うと余り頭を使わずに)
読む事が出来ると思います。
以上です。
まとめると今、ジャンプで売れている漫画にはある程度の共通点があると思います。そして、それに対して戦いを挑んだのがアイアンナイトという漫画でした。
もちろん、ジャンプ的な文脈は『力のインフレ』を起こしてしまう可能性も秘めており、良い物とは言い切れないと思っています。しかし、ジャンプで連載する以上、もう少しジャンプ的な文脈を踏まえていればもっと続いたのではと思ってしまい大変、僭越ですがこの記事を書きました。
次回作を待っております。